こんにちは♪
先週末は、とんど祭りが行われた地域が多かったですね。
とんどって昔から、竹などを組んで造った巨大な「櫓」を作り、
正月の書初めや、しめ飾り、昨年のお守りを詰めて燃やし、
今年の家族の健康、無病息災を願って、
残り火で竹に刺したお餅を焼いて食べる。。。。
昔からそれがとんどの行事でしたが、、、
そもそもとんどの由来は、貴族の遊びが元で、
小正月(1月15日)に行われていた毬杖(ぎっちょう)と呼ばれる貴族の遊び
毬杖とは、木でできた杖で毬を相手のゴールへ入れるというホッケー的な遊びです。
毬杖に使う杖を三本揃えて、その上で短冊や扇子などを焼き、
陰陽師がその年の運勢を占っていたんですね。
この行事が「三毬杖(さぎちょう)」と呼ばれていたのです。
今でも、どんど焼きのことを「さぎちょう」と言う地方もあるそうで、
それが、後に庶民にも伝わり、現在のどんど焼きが誕生したそうです。
お餅を焼いて食べると 1年健康でいられる、虫歯にならない、などのご利益があると
言われています。
でも、なんでどんど焼きとよばれるんでしょうか?
尊いものを焼く(どんどは尊いの意味)から、どんどん燃える様子から
そう呼ばれるようになったそうです。
今ままでなーんとなく、行事だからと参加していたとんども、
由来がわかると、家族、そして地域の皆様が1年健康で過ごせるように、
これからも、その地域の人たちで、今後も残していかないといけないですね。